金投資のメリット・デメリット

FXサヤ取りとタンス株の特集目的で買った投資雑誌で、「金投資」の記事があった。
金の投資があるのは知っていたけど、興味はなかった。
でも、ちょっと読んでみたら面白そうだったのっで、調べてみた。

まず、金投資のメリットから。

1.現物資産であり、信用リスクがない。
金は、株や債権などのように、発行体の消滅でその価値がゼロになることがない。
「金」は、発行体がない「実物資産」で「金」自体に信用があるので、信用リスクは生じない。

2.有事の金
戦争などの有事が起こると、紙幣や債権、株式の信用リスクが高まりまるが、
金はそれ自体に価値のある実物資産なので、信用リスクとは無縁。
また発行体の破綻などによって価値が失われることもないので、
資産全体の目減りを防ぐ効果がある。

3.資産の保険
金は株式や債券などの価格とは逆の値動きをすることが多いため、
他の金融資産が値下がりしたときに、金価格の上昇分で損失分をカバーできる可能性が高い。

反対に金投資のデメリット。

1.預貯金や債権のように利息がつかない
金は預貯金や債券、株式などの金融商品と違って、
それ自体に価値がある商品なので、利息が付かない。

2.為替の影響
米ドル相場、N.Y株式相場、原油価格などにより金の価格が決まるので、
さまざまな要因のために長期的に相場の見通しを立てるのが難しいところがある。

3.価格が下がることがある
「金価格」は様々な要因で変動しているため、
購入時よりも「金価格」が値下がりしている場合、売るときに「売却損」が生じる。

メリット、デメリットがあるのは投資では当たり前。
もう少し金投資について詳しく調べてじゃないと、手を出さない方がよさそうだ。